じっちゃまYoutube Live Memo 2020/12/9 『IPOのトレードの仕方について』

じっちゃま

IPOの種類

IPOには4つの方式がある。

  • ブックビルディング方式
  • ユニファイド・オークション方式
  • ダッチ・オークション方式
  • ダイレクトリスティング方式

ブックビルディング方式

主幹事が売り出し「価格」を設定し、機関投資家に「何株」注文を入れてくれるか需要を聞いて回る方法。

この方法では、機関投資家は「株数」でしか意思表示できないため、需要が水増しされやすい(株数を多めに言っておいた方が、実際に割り当てられる株数も多くなるから)。そのため、オープン後に想定していたよりも買い手がおらず、株価が下げていくケースもある。

ポイントとしては、主幹事が「価格」を低くコントロールできるため、値決め価格よりも高い位置でオープンしやすく、機関投資家は恩恵を受ける。一方で、その見返りとして、機関投資家はアフターマーケットで買い注文を入れなければならない。

ユニファイド・オークション方式

ネットのポータルに機関投資家が購入したい「株数」と「価格」を入力し、主幹事が最も需要の高い価格に値決めする方法。最近人気のやりかた。

機関投資家は、水増しすることなく、正直な「株数」と「価格」を意思表示しやすい。つまり、実需が反映されやすい。

一方で、ブックビルディング方式のような、アフターマーケットでのお付き合いの買い注文がないため、上場初値は低くなる。

ダッチ・オークション方式

ユニファイド・オークション方式と同様に、機関投資家に「株数」と「価格」を聞いて回る。大きな違いは、値決め価格が希望価格の中で最も安い値段になること。(ユニファイド・オークション方式では、最も需要が高いところが値決め価格になる。)

ファンドマネージャーは高い価格を提示しても、割高な価格で購入させられるリスクがほとんどない。そのため、意思表示として、株数を多く割り当ててもらうために、高い価格を提示できる。

その結果、値決め価格が吊り上げられやすいので、他の方式と比較して、アフターマーケットでの株価の上昇が見込みにくい。

ダイレクトリスティング方式

新規株式を発行せず、いきなり通常の株式同様に取引が開始される方法。

機関投資家への事前マーケティング行為がないため、実需が株価に反映されやすい方法。

しかし、安定株主を形成するために機関投資家へのアプローチを行わないため、株価が崩れやすい。(がっちりとホールドしてくれる機関投資家を確保できないため)

また、ロックアップがないため、既存株主(VCなど)が自由に株の売却が可能であることも株価が下げやすい要因。

会社のスタンスとして、投資家ではなく、VCの顔色を気にした方法なので、好ましいやりかたとは言えない。