2021/2/11に発表された、2020年第4四半期の決算資料はこちらです。
Q4 の結果は以下の通りでした。
売上高:$177.5 million vs コンセンサス予想:$163.6 million ⇒ Beat
EPS:$0.06 vs コンセンサス予想:$0.02 ⇒ Beat
Full year の結果は以下の通りでした。
売上高:$603.5 million vs コンセンサス予想:$589.5 million ⇒ Beat
EPS:$0.22 vs コンセンサス予想:$0.18 ⇒ Beat
ガイダンスは以下の通りでした。
Q1/2021
売上高:$185-$187 million vs コンセンサス予想:$181.27 million ⇒ Beat
EPS:$0.02-$0.03 vs コンセンサス予想:$0.04 ⇒ Missed
Full year 2021
売上高:$825-$835 million vs コンセンサス予想:$802.4 million ⇒ Beat
EPS:$0.10-$0.14 vs コンセンサス予想:$0.19 ⇒ Missed
データドッグの決算は、全体的に良かったですが、EPSガイダンスのみコンセンサス予想を下回りました。
売上高ガイダンスが予想を上回ったのにも関わらずEPSが下回ったのは、後述するように、企業買収を発表しており、そのための費用がかさむからと考えられます。
結論としては、ガイダンスEPSがコンセンサスを下回った原因がはっきりしているため、問題のない決算と判断できます。
Memo
Q4 ハイライト
- 売上高:1.78億ドル(前年比+56%)
- 営業利益:0.18億ドル
- 営業マージン:10%
- EPS:0.06ドル
- 営業キャッシュフロー:0.24億ドル
- 営業CFマージン:13%
- フリーキャッシュフロー:0.17億ドル
- FCFマージン:9%
Full year ハイライト
- 売上高:6.04億ドル(前年比+66%)
- 営業利益:0.64億ドル
- 営業マージン:11%
- EPS:0.22ドル
- 営業キャッシュフロー:1.09億ドル
- フリーキャッシュフロー:0.83億ドル
その他
- 年間売上が100万ドル以上の顧客数:97社(前年比+94%)
- 年間売上が10万ドル以上の顧客数:1,253社(前年比+46%)
- アプリケーションレベルの攻撃を検知、ブロック、対応を可能にするSaaSベースのセキュリティプラットフォームであるSqreen社の買収合意したことを発表
- ベンダーに依存しない高性能な観測性データパイプラインであるVectorを開発者しているTimber Technologiesの買収を発表
ガイダンス
- Q1’21
- 売上高:1.85~1.87億ドル
- 営業利益:800~1,000万ドル
- EPS:0.02~0.03
- FY’21
- 売上高:8.25~8.35億ドル
- 営業利益:3,500~4,500万ドル
- EPS:0.10~0.14